井上 桂園 いのうえ けいえん
|
蛍は湿竹を穿(うが)ち 魚は軽荷を動かして墜露香し (楊維禎句) |
|
| 138㎝×34.5㎝ | ||
| 明治36年(1903)3月23日生～平成9年(1997)1月10日歿 |
| 本名は若林政雄、桂園と号した。岡山県吉備郡薗村(現真備町市場)に生まれる。丹羽海鶴(鳴鶴門)に師事し、岡山師範学校入学の後は大原桂南の教えを受け、大正11年19歳の時、史上最年少で文検習字科に合格。昭和14年36歳の時に広島高等師範学校の助教授となり、昭和26年からは文部省の委嘱により国定教科書の執筆にあたった。昭和24年から広島大学教授として数多くの人材を育て、昭和41年63歳の時に広島大学を定年退官し、安田女子大学文学部教授となり、平成2年87歳で同大学退官まで、25年の間、数多くの書道教員を教育現場に送り出し、書道の安田の地位を不動のものにした。全国大学書道学会会長、日本書道教育学会名誉会長、安田女子大学名誉教授、広島大学名誉教授に就任。 「桂園学人書」の下に、白文の「井上政印」、朱文の「桂園」の落款印が押されている。 http://wp1.fuchu.jp/~sei-dou/jinmeiroku/inoue-keien/inoue-keien.htm http://www.city.kurashiki.okayama.jp/mabi/yukari/index.html http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-495.html http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/metadb/up/kiyo/AN0008801X/KokugoKyoikuKenkyu_8_inoue.pdf http://lib.jimu.yasuda-u.ac.jp/library/images/PPpdf.pdf |