チョ徳彝

褚徳彝　ちょ・とくい

自入?蕪谷，夾路連山數百里，水隍，多行石，澗中葯草，饒松柏，林壑綿濛，厓壁相望。或傾岑岨徑，或廻巖?谷　水経注 ?水

水経注＝中国北魏代の地理書

32㎝×130㎝

生没年不明
製作年　　1930年

　浙江省余杭の人。初名は徳儀、字を守偶、松窗・漢威・禮堂と号した。金石考証の学に精通し、端方に聘せられて陶齋蔵石記・吉金録の諸書を排比鑑別した。書は褚法を能くし、篆書にも長じた。金石に関する著述は20余種あるが殆どが未刊である。
　上海に住み、呉昌碩・黄牧甫・趙叔孺・王福广らと交わりが深かった。