胡 恒 こ こう
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終南別業(入山し 城中の故人に寄す) 王維 中歳 頗(すこ)ぶる 道(どう)を好み、晩に家す 南山の陲(ほとり)。 興来りては 毎(つね)に独り往(ゆ)き、勝事空しく 自ら知る。 行きて 水の窮まる所に到り、坐して 雲の起こる時を看る。 偶然 林叟(りんそう)に値(あ)い、談笑して還(かえ)る期(とき)無し。 |
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| 34㎝×69.4㎝ |
| 1919年生 |
| 字は天健。陜西乾県の人。国立北平師範大学教育系卒業後、1948年于右任先生が委員長を務める監察院の専門委員となり、公務のほか于先生の書法や書論を研究し一家をなした。 1968年日本大書芸院で書法を教え、東京帝大で『中国文字与書法伝入日本源流考』を発表した。 1972年輔仁大学暑期海外青年書法研習班課程を担任して以来、中華学術院院士、国展・省展や日・韓などの書法評議委員を多年にわたり務める。 著作に『中国的書法』『幼獅出版社中英文本』『書法十講』『中央文物供応社復印前書中文部分』『書学論文集』等がある。 |