翟云升 てき・うんしょう
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雅言(角のとれた綺麗な言葉) 詩書 執礼 | |
『論語』述而に「子所雅言、詩書執礼、皆雅言也」(子の雅言する所は、詩書執礼、皆雅言なり)とある。 | ||
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益友(交際して自分に有益になる友人) 直(正しい人)諒(誠実な人) 多聞(見識の広い人) | |
34.5p×139.5p聨 | 『論語』季氏の句。 |
乾隆41年(1776)生〜咸豊10年(1860)歿 製作年 不明 |
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字は舜堂、文泉と号した。山東省掖県の人。道光2年(1822)の進士で、官は広西知県となり、国子監助教に至った。桂馥(未林)の門人で、隷書を工にした。 金石を好み、かつて所得した金石搨本二百数十種を40年を費やして模写分類し、『隷篇』15巻、『続編』15巻、『再続』15巻を著した。 |