湯川 梧窓 ゆかわ ごそう
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苔色 三径を埋め 緑陰 四隣を掩う 関さず 花 落ち尽くす 壮快たり 春に於いて潔し |
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119p×33.5p |
安政3年(1856)生〜大正13年(1924)歿 |
書家。大阪生。名は享、梧窓は号。幼時から書を学び、張旭、黄山谷その他古法帖によって研究して一家をなし、村田海石と並び称された。著書に『四体蘭亭帖』『草訣百韻歌』『四体楠公湊川帖』『勅諭文行草習字』『書法要訣
運筆自在』『四体千字文』『大字真書行書草書千字文』(国立国会図書館デジタルアーカイブポータル321〜330)、『普通作文』)などがある。 「梧窗居士」の下に朱文の「梧窗居士」、白文の「湯川享印」の落款印が押されている。 湯川梧窓が製作した版下について、青山進行堂活版製造所)に記載されており、下記のサイトにその一部が掲載されている。 『新街活版所』 『新街活版所』、『江川活版製造所・青山進行堂活版製造所』、『岡島活版所・青山進行堂活版製造所』 |