吉田浩堂 よしだ・こうどう
   

題竹林寺
歳月人間促
烟霞此地多
殷勤竹林寺
更得幾囘過

歳月 人間(じんかん=世間)に促し
烟霞(えんか=自然の趣) 此の地に多し
殷勤(いんぎん=深い心をこめて) 竹林寺
更に幾回(いくたび)か(よぎ)るを得ん        (朱放の詩)
70p×27p

明治33年(1900)生〜昭和39年(1964)1月歿
     制作年  不明
 千葉県市川市に居す。昭和初年、二葉書道会(松本芳翠先生主宰)に入門。漢詩を仁賀保香城先生に、南画を高橋雲亭先生に師事する。
 同文会総務長、毎日展・東方展審査員、(財)書海社理事・審査員、同人会幹事長、翠光会主宰を勤めた。また、市川美術会の昭和28年発足以来のメンバーである。


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