吉澤 義則 よしざわ よしのり
   

あめふらは とけてなかるる いろならむ
わか葉にうすき 藤のむらさき
雨降らば 説けて流るる 色ならん
若葉に薄き 藤の紫
134p×33.5p

明治9年(1876)8月22日生〜昭和29年(1954)11月5日歿
 国語・国文学者で、歌人。京都帝国大学名誉教授・文学博士。
 愛知県名古屋に生まれる。旧姓・木村。東京帝国大学国文科卒、同助手、広島高等師範学校教授、1908年京都帝大助教授、1918年文学博士号を授与され、1919年教授、1936年定年退官。
 学生時代に「若菜会」で活躍、その後は国語・国文学の研究に従ったが、雑誌「帚木」、歌集『山なみ集』等創作活動も意欲的に行った。
 訓詁学の基礎を築いたほか『源氏物語』の研究をし、学者として初めてその現代語訳を行い、谷崎潤一郎もこれを参考にした。
 書にも優れ、著作も多数ある。

推奨サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%BE%A4%E7%BE%A9%E5%89%87
http://wpedia.mobile.goo.ne.jp/wiki/%8Bg%E0V%8B%60%91%A5/
http://mpcp.hp.infoseek.co.jp/yoshizawa_kokugoshi/


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