山岡 直記 やまおか なおき
   

君子不近危 只慎於其獨
君子危きに近寄らず 只だの独において慎む
29.4p×135.0p

元治2年(1865)2月2日生〜昭和2年3月4日歿
 山岡鉄舟の長男。江戸の人で、名は直記、号を蓉湖と称した。明治17年清にわたり,上海仏蘭西学校に学ぶ。21年帰国後子爵となり式部官を勤める。日露戦争では通訳官として従軍した。
 何かと父と比較され、あまり善くない評判が多かった様である。
 「従三位子爵直紀」の下に、白文の「太石撰賜蓉字」、朱文の「子爵山岡之印」の落款印が押されている。

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