内村 鱸香 うちむら ろこう
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行舟 稍や遠く 群鳬(＝のがも)泛(うか)ぶ 飄霰 珠の如く 荻蘆を撲(なぐ)る 昨夜 寒風 驚浪を捲き 漁人 意を得て 銀鱗を捕らえる 松江四時(＝四季)雑詠の一 |
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| 138㎝×32.7㎝ | ||
| 文政4年4月5日(新暦 1821年5月6日)生～明治34(1901)年5月22日歿 |
| 名は篤棐、字は子輔、通称は与三郎・友輔。貫名海屋・篠崎小竹に学ぶ。元治元年(1864)帰郷して出雲松江藩主松平定安の侍講を勤める。維新後は師範学校などで教えた。著に『通鑑?要補注』などがある。 「鱸香」の下に、白文の「内村篤棐」、朱文の「子輔氏」の落款印が押されている。 推奨サイト http://kotobank.jp/word/%E5%86%85%E6%9D%91%E9%B1%B8%E9%A6%99 http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=509901034 |