亀田 綾瀬 かめだ りょうらい
   

松陵清淨雪消初
見底新安恐未如
穩憑船舷無一事
分明數得鱠殘魚
松陵 清浄として 雪消え初め
見底新安 未だ恐れるが如し
穩かに船舷に憑りて 一事無し
分明(=明らかに) 数え得たり 鱠と残魚
   皮日休詩 松江早春
140cm×50.5cm

安永7年(1778)生〜嘉永6年(1853)歿
 江戸生。鵬斎の長子。名は長梓、字は木王、通称は三蔵、号を綾瀬・仏樹齋などと称し、別号は学経堂。父に学ぶ。下総関宿藩儒臣を務めた折衷学の儒者。能書家としても名が知られている。
 引首印は朱文の「學經堂」、「綾瀬漁人梓書」の左に白文の「亀田長梓」、朱文の「木王氏」の落款印が押されている。

推奨サイト
http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-196.html
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/tenjikai/josetsu/2005_03/gazo/E44_350_l.jpg
http://www.edoshoga.jp/new_feb_kameda.html
http://www.shibunkaku.co.jp/biography/search_biography_aiu.php?key=ka&s=280
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E7%94%B0%E9%B5%AC%E6%96%8E
http://www.page.sannet.ne.jp/rokano28/edo/book.htm


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