西岡 冝軒 にしおか ぎけん
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暗香(＝どこからともなく漂ってくるよいにおい)浮動(＝揺れ動いて一定しない)して 影横斜(＝ななめに横たわる)なり 白玉(＝白玉楼・文人が死後にいくという天上の楼閣) 玲瓏(＝美しく澄みきっている)たり 是れ我家 涯(＝伸び広がった果て)を識す 看梅 詩百首 一言 自から謂う 思に邪無し(＝心が正しくて邪悪な考えがない) 自ら画梅に題す |
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| 130cm×33cm | ||
| 天保8年(1837)生～没年不詳 |
| 江戸後期の儒者で明治期の法官。佐賀生。 名は逾明、字は子学、冝軒と号した。佐賀藩儒医西岡春益の子。 詩書に優れた勤王の志士で、維新後は函館控訴院長・大審院判事など法官を歴任した。 晩年は小田原に隠棲して文墨を友とした文人でもある。 「冝軒主人明」の下に、白文の「逾明字」と、朱文の「號冝軒」の落款印が押されている。 推奨サイト http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-373.html http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/search.php?cndbn=%90%bc%89%aa%e7%a5%96%be%8f%91%8a%cb http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/i14/i14_b0450/index.html |