永井 盤谷 ながい ばんこく
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風暖かに清昼に 草は香ばしく 月明るき黄昏れに 花落ちる |
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魏伯子句 | ||
34.2p×110.9p |
生没年不明 |
江戸の人。名は喜暉、字は伯輝、号を盤谷と称した。 幕末から明治にかけて活躍した書家で、明治三年(1870)の「書家番付」の名家の欄には、柳田正斎・萩原秋巌・樋口逸斎・高斎単山・関雪江・松本董仙・市河万庵・山内香溪らと並んで、彼の名前も記載されている。また桐生市の天満宮境内に現存する、夭折の画家川島桐華(25歳で死去)の万延2年(1861)の漢文碑の揮毫者(撰文は鷲津毅堂)でもある。 「盤谷老人」の下に、白文の「永喜暉印」、朱文の「盤谷」の落款印が押されている。 推奨サイト http://www.ic.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-1688.html http://www.gpwu.ac.jp/ext/gunma_studies/start/study_044.html |