石橋 二洲 いしばし にしゅう
   

春風掩映千門柳
曉色淒涼萬井煙
春風 掩(おお)い映ず 千門の柳
暁色 淒涼たり 万井(=町)の煙    (李郢詩 江亭春霽の句)
134.8p×31.6p

弘化2年(1845)〜?
製作年 明治38年(1905) 61歳
 秋田の人。名は毅、字は弘孝、号を二洲と称し、詳細は不明。佐藤拙堂に学んで、秋田藩の祐筆を務めた書家で、幕末に脱藩して三条実美や佐久間象山らと交わっている。
 「二洲居士毅」の下に、白文の「石橋毅印」、朱文の「二洲居士」の落款印が押されている。

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http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-1035.html


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