石橋 二洲 いしばし にしゅう
   

白露金風舊鳳城
桂香如水爲誰清
龍車東幸秋蕭瑟
三十六宮空月明
白露 金風(=秋風) 旧鳳城(=宮城)
桂香 水の如く 誰が為に清し
龍車 東幸 秋 蕭瑟(=物寂しい)
三十六宮 月明空し
136p×49p

弘化2年(1845)〜?
製作年 大正7年(1918) 74歳
 秋田の人。名は毅、字は弘孝、号を二洲と称し、詳細は不明。佐藤拙堂に学んで、秋田藩の祐筆を務めた書家で、幕末に脱藩して三条実美や佐久間象山らと交わっている。
 「二洲居士」の下に、白文の「石橋毅印」、朱文の「二洲」の落款印が押されている。

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http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-1035.html


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