亀井 蓬州 かめい ほうしゅう
   

我欽祖考風
詩學○○盛
縦若鏤黄金
調○何足評
我欽(つつ)しむ 祖考(=死んだ祖父)の風
詩学○○ 盛なり
(ほしいまま)に 若し黄金を鏤(ちりば)めても
調弄(あざけってからかう) 何ぞ評するに足らん
 「弄」に加筆があります。
33.3p×26p

文化2年(1805)春生〜文政8年2月17日(新暦 1825年4月5日)歿
 昭陽の長男で、諱は虞、通称は義一郎、字は子唐、蓬州と号した。
 父昭陽の添削を乞うた草稿の『遊西鄙』、昭陽が書写し輯して朱批を加えた15歳の時の詩文の『雲門文集』がある。(参考文献「亀井南冥昭陽著作書誌」)
 「蓬洲虞」の左に、白文の「亀井虞印」、同じく白文の「風水或象」の落款印が押されている。


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