伊藤 聴秋 いとう ちょうしゅう
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未だ之を求めるを免れず 形 閃に似る 隔窓の自影 神(=心)を伝えんと欲す 何如せん一気 酔い来りて写す 笑々先生 面目真なり |
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134.8p×32.6p |
文政5年(1822)2月生〜明治28(1895)年3月1日歿 |
名は起雲、字は士龍、諱は祐之、通称は介一、黙成子のち聴秋と号す。淡路島洲本市の人。代々蜂須賀藩の家臣。 嘉永3年(1850)、京に遊学し、梁川星巌に師事した。詩名は早く顕われ、門下の三秀と称された。 頼三樹三郎・藤井竹外・藤本鉄石らと親交し、密かに勤王の群中に在ったが、露見して捕らわれる。のち許されて太政官法政局に出仕する。 退官後は向島に居し、詩と酒を友とし、自適の生活を送った。 「聴秋山客」の下に、白文の「伊藤介印」、朱文の「聴秋山客」の落款印が押されている。 推奨サイト http://www.ccv.ne.jp/home/tohou/sen24.htm http://www.shibunkaku.co.jp/biography/search_biography_aiu.php?key=x&s=20 http://libwww.gijodai.ac.jp/cogito/kanshi/mado/itochoshu-jiku.html http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-526.html |