赤尾 秀実 あかお しゅうじつ
   

藤紫金貂迎旭暉
森樹鬱々野村稀
勝風坐愛日光景
美彩粲然千載輝
起句頭字属題
藤紫の國紀(国家の模範となるような人物 or 金貂=近侍の臣下) 旭暉(=朝日の光)を迎える
森樹鬱々として 野村稀なり
風にに勝りて坐して愛す 日光の景
美彩粲然(=明るい様子) 千載輝る
起句の頭字 題に属す
135.9p×32.5p

?生〜安永3年5月12日(新暦 1774年6月20日)歿
 備後福山(広島県笠岡市・井原市)の儒学者で講説に従事した。名は秀実・秀美、字は士穀、号を鷺州と称した。
 孫の赤尾清三郎は、日吉邦助と名を変えて倒幕の工作に参加し、処刑された。
 「喫茶庵 鷺州」の下に、白文の「喫茶庵」、朱文の「鷺州」の落款印が押されている。

推奨サイト
http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-1205.html
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