加藤 芳雲 かとう ほううん
   

いく千代を しめたるやとぞ かけたかし
のきはの松を 我とも)として
いく(幾)千代を しめ(湿)たるやと(谷戸=谷間・湿地)ぞ かけ(崖)たか(高)
のきは(軒端)の松を 我とも(友)として
32p×137.7p

 詳細は不明だが、書海社のHP(http://www.shokaisha.com/P1kigyou.html)に、
「松本芳翠先生は漢詩文を加藤芳雲から学んだ」とあり、
琺瑯看板探検隊Official Web Site(http://www.geocities.jp/kazetaro2002/kaokanban.html)によれば、
「1926年(大正15)以来英文表記のデザインを、1931年発売の新装花王石鹸の文字デザインから書家・加藤芳雲に依頼し、1890年(明治23年)以来の石隷流(永坂 石?)を模した字体に改められた。」とある。


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