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 国宝 大手鑑 近衛家伝来 淡交社

奈良〜室町時代 陽明文庫蔵
古筆家が持っていた3つの手鑑(「藻塩草」「見努世友」「翰墨城」)は、手鑑の基本のかたちを示すものですし、収められた古筆切も、充実しています。
さらに、その質や量も上回る手鑑を、近衞家X(1667〜1736)が作りました。「大手鑑」(おおてかがみ、京都・陽明文庫蔵)です。
五摂家(ごせっけ)の筆頭である近衞家には、さまざまな文書や古筆、絵画、工芸品がたくさん伝わっており、現在は、陽明文庫としてそれらを大切に保管されています。
近衞家Xは、近衞家第21代目ですが、書や絵画、工芸品にも造詣が深かったようで、特に書については、生涯にわたって貴重な古筆を模写・臨書しています。
その臨書の技量は、すばらしいものでした。
模写や臨書をすることは、その書をじっくりと鑑賞することになり、自分の手で書を感じることにもなります。
その作業によって培われた眼で、家Xは「大手鑑」を作りました。
通常より大きい台紙に、通常より大きい古筆切が、ぞんぶんに収納されています。まさに、「大」手鑑と呼ぶにふさわしいものです。

上巻 表


聖武天皇


嵯峨天皇


後鳥羽院


後鳥羽院


後鳥羽院


後深草院


亀山院


後宇多院


伏見院


伏見院


伏見院


伏見院


後伏見院


後伏見院


後伏見院


後伏見院


後二条院


華園院


後醍醐院


後醍醐院


光厳院


光明院


後光厳院


後光厳院


後円融院


後小松院


後小松院


称光院


後崇光院


後華園院


後華園院


後柏原院


後柏原院


後奈良院


陽光院


後陽成院


後水尾院


宇治関白頼通公


法性寺関白忠通公


後法性寺関白兼実公


猪隈関白家実公


後京極摂政良経公


後京極摂政良経公


後京極摂政良経公


光明峯寺関白道家公


一音院関白忠家公


芬陥利華院関白内経公


岡屋関白兼経公


円光院関白基忠公


深心院関白基平公


浄明寺関白家基公


後深心院関白道嗣公


後普光園院関白良基公


妙華寺関白教房公


後知足院関白房嗣公


後法興院関白政家公


後成恩寺関白兼良公


後妙華寺関白冬良公


大染金剛院摂政持通小


左大臣教基公


如法寿院関白政嗣公


後法成寺関白尚通公


恵雲院関白稙家公


恵雲院関白稙家公


専称院関白政平公


東求院関白前久公


東求院関白前久公


三藐院関白信尹公

上巻 裏


中務卿宗尊親王


中務卿宗尊親王


中務卿宗尊親王


大塔宮護良親王


中務卿貞常親王


式部卿邦高親王


中務卿貞敦親王


式部卿邦房親王


仁和寺守覚法親王


仁和寺道助親王


仁和寺法守法親王


吉水僧正慈鎮


吉水僧正慈鎮


東南院聖実


金剛寿院実静


青蓮院慈道法親王


青蓮院尊円法親王


青蓮院尊円法親王


青蓮院尊円法親王


青蓮院尊円法親王


青蓮院尊道法親王


青蓮院尊道法親王


青蓮院道円親王


青蓮院尊応


青蓮院尊鎮親王


青蓮院尊鎮親王


青蓮院尊朝親王


妙法院尭仁親王


妙法院尭仁親王


聖護院仁誉親王


聖護院道興


聖護院覚誉親王


実相院増運


一乗院良誉


梶井応胤親王


曼殊院慈厳


随心院厳叡


西園寺相国実兼公


後常盤井右大臣実俊公


竹林院左大臣公衡公


竹林院左大臣公衡公


衣笠内大臣実良公


土御門内大臣通親公


後竹林院左大臣実遠公


後西園寺相国実兼公


香隆寺内大臣冬忠公


中園相国公賢公


後浄土寺相国実香公


東山左大臣実熙公


青蓮華院内大臣実雅公


青蓮華院内大臣実雅公


後押小路内大臣公忠公


後八条内大臣実継公


禅光院相国実淳公


後法雲院左大臣公興公


正親町三条実興


参議雅経卿


民部卿雅有卿


中納言雅縁卿


大納言雅親卿


申納言雅世卿


中納言雅康卿


中納言雅永卿


大納言雅教卿


逍遙院内大臣実隆公


(権大納言長光卿)


大納言公雅卿


大納言教長卿