戦国 -2

BC475年〜BC221年

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銅缶 
曾 1977年湖北省随県出土
高さ124.5p 口径48.4p

饕餮紋半瓦当
燕 1930年河北省易県燕下都出土
高さ9.8p 径19.8p

料珠 
戦国
直径6.3p
 これは曾侯乙王室が使用した酒を貯蔵する大型の器です。  半瓦当は屋根桁の装飾に現在でも使われています。その中でも殷の青銅器などに見られる饕餮紋は大変珍しいものです。  この珠は琉璃(原始的なガラス)で作り、色を加えたものです。

戦国の貨幣 
 戦国初期に流通した貨幣は、主として銅貨と金でした。銅貨は布幣・刀幣・円銭・貝の4種ありました。布幣は主として韓・趙・魏の三晋地区で流通し、刀幣は主として斉・燕・趙の3国で流通しました。円銭は主として東周・西周・秦および趙・魏2国の黄河沿いの地区で流通し、銅貝は主として楚で流通しました。戦国の金貨は主として楚で流通し、餅金と金版の2種あり、金版はたいてい記号があります。

王字銅衡
楚 安徽省寿県?出土
長さ23.1p・23.15p

竹簡

毛筆 

1954年
長沙市出土
長さ21.2p

"陽城"陶量
1977年河南県登封県出土

昜都邑聖徒盟之璽

虎紋銅鐘
四川省新津県?出土 高さ39.3p 蜀人の遺物

☆は『中国通史陳列』より転載

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