ちょう・き | 同治13年(1874)生〜民国45年(1956)歿 製作年 1953年(80歳) |
原名は起、後に雲。字は子雲、雲堅と号した。呉昌碩の高弟。書画共にその師法を善く得ている。書は漢隷を学び、雄勤である。画は花卉を得意とし、運筆豪邁にして雄逕蒼茫たりと賞される。 |
しょう・たいあん | 同治2年(1863)生〜歿年不明 製作年 1940年(78歳) |
本名は蛻、字は退闇、寒蝉と号した。江蘇省常熟の人。書法に工で、篆刻を善くした。酒を好み、また禅を好んだ。石鼓文の臨書で名が高く、呉昌碩と比較して、柔潤優美であり、弟子にケ散木がいる。 著書に『文字探源』『小学百問』『書道八法』『文字学浅説』等があり、書論は多く題跋に見られる。 |