陳敏・楊逸

陳敏 ちん・びん 咸豊元年(1851)生〜調査中
製作年  1923年(73歳)
 調査中

楊逸 よう・いつ 同治3年(1864)生〜民国18年(1929)歿
製作年  1923年(60歳)
 楊元俊の子。字を東山といい、魯石と号した。晩年には旡悶といった。詩に工で、書画を書くした。若くして張子祥に画を学び、同門の周佩笙と画を切磋した。後、上海の高邕のもとに住み、書を学んだ。高邕のところには汪仲山がよく遊びに来て書画を切磋しており、楊逸の書画も大いに進んだ。
 その後、収蔵家として名高い毛子堅のもとに居を移し、ここにおいて画風・書風の完成をみた。
 著書に『海上墨林』があるが、かれは書画の展覧や出版にも活躍し、上海芸文界の世話役的存在であった。


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