きん・しんらん | 道光21年(1841)生〜 卒年不詳 製作年 1889年(49歳) |
本名は(ラン)、冷香・瞎牛と号した。蘇州(一説に長州)の人。上海に流寓した。山水を得意とし、王蓬心に私淑して花卉にその神髄を得、特に梅は金心蘭の特徴を最も良くあらわしているといわれる。 卒年70余歳といわれている。 |
こう・ひょう | 咸豊10年(1860)生〜光緒25年(1899)歿 製作年 1887年(28歳) |
字を建霞といい、萱圃と号した。元和の人。光緒年間の挙人で、官は編修。学に博く、詩文を工にした。文廷式・費念慈とともに詞館に名声があった。40歳という若さで世を去ったことが惜しまれる。嘗って『霊鵜閣叢書』を刻した。 |