玉香炉
細密玉透かし彫り大香炉 象嵌入り台座付
H38p×W19p
香炉(こうろ)とは、固体状の香料を加熱し、香気成分を発散させる目的で用いる器である。日本の仏具において灯明(燭台)・花瓶(花立て)とともに三具足(五具足)のひとつとされる。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E7%82%89 より)
中国の著名な漢方薬大全『神農本草』『唐本草』『本草綱目』といった本には全て玉についての記載がある。
李時珍の『本草綱目』金石部第8巻には、
「玉には胃の中の熱を除き、あせりいらだちを除き、毛髪をつややかにし、五腑を滋養し、筋肉をやわらかく、骨を強く、乾きをとめ、心肺を潤し、声喉を助け、魂を安定させ、血脈を良くし耳の聞こえ、目の見え方をはっきりさせるなどの治療効果がある。」と書かれている。