鱔魚黄澄泥 蝉様太史硯

 W17.6p×D17.6p×H3.3p

 硯全体が蝉(セミ)をしている硯。中国では蝉は甦りと復活のシンボルとして縁起の良い虫で、装飾に多く使われている。
 太子硯は北宋時代に生まれた制式で、硯の裏に手を差し入れることができるようにくり貫かれており、厚みがあるがそれほど重くない。太史硯の名称は清代の頃で、デザインと実用性を兼ね備えた硯。


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