關 雪江 せき せっこう
   

湖光硯様平
群雁度空明
紺碧天如紙
行々字有聲
秋晴湖上
湖光 硯の様に平らなり
群雁度(わた)って 空明るし
紺碧の天 紙の如し
行々(=脇目もふらず)として 字声有り
26.8p×26.1p

文政10年(1827)9月生〜明治10(1877)年11月24日歿
 名は思敬、字は鐵卿、通称は鐵蔵・忠蔵、別号に弘道・雪香樓。
 關思亮の子、關思恭の五代の子孫。常陸(茨城県)土浦藩士。代々書家としてつかえ、詩も巧で、書論にも詳しかった。書は筆勢が女性の様に優しい。
 祖父・父に家学を受けた後、糟谷磐梯に師事し、私塾「雪香樓」を開いた。慶応3年江戸 下谷御徒町に書道塾を設けた。その間、大沼枕山・長谷川昆渓らと詩作を楽しんだ。また「旧雨社」に小野湖山の紹介で同人となる。
 編著に『六書十体考』、詩集に『雪香楼詩鈔』などがある。
 「雪江關弘道」の下に、白文回文の「關弘道印」、朱文の「鐵卿氏」の落款印が押されている。

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