西島 蘭溪 にしじま らんけい
   

多情練漉鬢華新
百感有時歸一身
撫枕却疑人未老
長更穏簡少年春
冬夜有感
多情 練り漉く 鬢華新らし
百感(=様々な思い) 時有りて 一身に帰る
枕を撫で 却(=予期に反して)って疑がう 人未だ老いず
長更(=夜遅く) 穏かな簡(=手紙) 少年の春
  
28.8p×41.8p

安永9年12月28日(新暦 1781年1月22日)生〜嘉永5年12月15日(新暦 1853年1月24日)歿
 江戸時代後期の儒学者。江戸の人。名は長孫、字は元齢。蘭溪・坤斎・孜々斎などと号す。本姓下条氏。西島柳谷の養子となり改姓。
 学問を林述斎 および柳谷に学ぶ。養父のあとを継ぎ、江戸西久保に塾を構えた。朱子学を主としながらも拘泥せず、群書を博渉し、特に校勘の学を良くした。また人との交遊も盛んで、渋谷や深川に別荘を持ち、風流な生活を送っていた。
 著述は多く、『坤斎日抄』などの随筆にはおびただしい引用書がみえ、その博覧ぶりが発揮されているうえ、風俗資料として価値あるものもある。さらに『弊箒詩話』など、詩学にも一家言持っていた。
 「蘭溪居士長孫」の下に、白文の「西嶋長孫」の落款印が押されている。

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