菊池 五山 きくち ござん
   

百餘水碓闇咿啞
秋斂寒邨日易斜
帶犢黄牛人不管
下山一路向歸家
山村秋晩
百余(=たくさん)の水碓(=水車) 闇に咿啞(=舟のかいのきしる音)
秋斂(=収穫)の寒村 日 斜むくに易し
(こうし)を帯(=そばに伴う)す黄牛 人 管(=管理)せず
下山一路 帰家に向う
  山村秋晩
127p×27.5p

明和6年(1769)生〜安政2年(1855)歿
 江戸後期の漢詩人。名は桐孫、字は無絃、通称は佐太夫、別号は娯庵・小釣舎等などと称した。讃岐の人。高松藩に仕える。京都で柴野栗山に学び、のち江戸の市河寛斎に学び、江湖詩社に参加。『五山堂詩話』を刊行。画の谷文晁、書の亀田鵬斎とともに、「芸苑の三絶」と称され、詩名を以て知られた儒者。
 なお、菊池寛は、五山の義兄菊池守拙の子孫にあたる。
 「五山」の下に、白文の「池桐孫」、同じく白文の「無絃」の落款印が押されている。

推奨サイト
http://fine-vn.com/cat_19/ent_9.html
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/rekisi/naiyou/kodomo/gozan/gozan/keireki.htm
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/rekisi/naiyou/kodomo/gozan/gozan/keizu.htm


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