伊藤 明瑞 いとう めいずい
   

處世無奇但
存心不恨天地
居家有道性
忠孝以遺子孫
大正三年夏  伊藤明瑞書
  處世 奇但無し
  心を存して 天地を恨らず
  居家 道性有り
  忠孝以って 子孫に遺す
     
136.3p×43.9p

明治22年(1889)2月〜昭和23年(1948)11月13日歿
製作年  大正3年(1914) 25歳
 奈良県生。本名は宮本正雄。幼くして、書に秀で3歳で草書を自由自在に書いた。神童といううわさが流れて、5歳のとき明治神宮の前で御前揮毫する。彼は、まるでモーツァルトが皇帝の前でその天才振りを遺憾なく発揮したように、草書・楷書・行書・隷書、様々な書体で見事な書を書いた。明治天皇は大変感心され、明治の瑞才であると誉められ、伊藤博文の姓を受け伊藤明瑞の名を賜った。
 後に西林寺の当時の住職二階堂正信との親交の縁で大蔵町3丁目(当時の西林寺は4丁目)に住んだ。 先々代坊守から聞いたところでは、彼は大変な記憶力の持ち主で本は一度さっと読んだだけで、すべて記憶できたたらしい。また、トランプは裏表を見ただけで、すべてを裏にして並べてもどれがどれか見分けたという。まことに天才であったようだ。
 晩年は兵庫県明石市に住む。59歳で 他界した。喪主は妻のタミと当寺の過去帳には記録されている。 西林寺に彼の顕彰碑墓と妹、宮本梅子の墓が並んでいる。
 「伊藤明瑞書」の下に、白文の「明治二十有八年二月賜名」、朱文の「明瑞」の落款印が押されている。

推奨サイト
http://72.14.235.104/search?q=cache:DewUdJMcQbwJ:www.f5.dion.ne.jp/~sairinji/sairinji_004.htm+%E4%BA%8C%E9%9A%8E%E5%A0%82%E6%AD%A3%E4%BF%A1&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp&lr=lang_ja
http://www.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-523.html
http://www.shogaya.com/html/itou-meizui81.htm


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