松邨 乾堂 まつむら かんどう
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智恩院葉桜 好逐 殘春 梵城に入る 稍や勝さる夜宴 祇園栄えるを 紅塵(=にぎやかな街の塵埃) 本に是れ吾が願いに非ず 長く智恩の緑葉桜を見る |
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136.1p×16p |
不明 制作年 明治41年(1908) |
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京都生まれ。名は機、字は子渉・熹卿、斎号は栢壽堂、乾堂・六六山人などと号した。周・商以来の古文壽字百體の筆写で知られる書家で、南禅寺に有る「今尾景年画龍碑」(明治42年)の揮毫者でもある。 著に『松邨乾堂筆論書十絶はがき』などがある。 箱書は本人自著で、「葉桜之詩 戊申○月 六六自簽」とある。 「六六學人機」の下に、朱文の「三十六山人」と、白文の「生涯萬巻書」の落款印が押されている。 推奨サイト http://kotobank.jp/word/%E6%9D%BE%E9%82%A8%E4%B9%BE%E5%A0%82 http://www.ic.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-2289.html http://www.ic.daito.ac.jp/~oukodou/gallery/pic-1071.html |
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