内藤香石 ないとう・こうせき

   
明治41(1908)年2月26日生〜昭和61(1986)年7月21日歿
 名は重夫。字は子厚。斎号は十駕堂。山梨甲府に生まれるも、生後二か月で東京月島に移住。立教大学に学ぶ。漢学を岩渓裳川、画を望月春江の各先生に学ぶ。昭和3年中国に留学、2度中国へ留学し文字学を研究。帰国後、篆刻を石井雙石に師事する。
 昭和19年 山梨に疎開。23年 毎日書道展審査会員。34年 日展審査会員。43年 山梨書道協会会長。日本刻字協会の設立に加わり、55年 日本刻字協会会長。57年 勲四等瑞宝章を受賞。
 著作に「印章世界史」などがある。

 私は1978年9月、全日本書道連盟の第9次日本書道使節団の一員として訪中の折り、内藤先生と同室となり、約1ヶ月間にわたりご教導を賜った。左の写真はその折り、上海豫園で撮影したもの。
 この印は帰国後お礼にと渡されたもので、大変恐縮し、愛用しているもので、その都度先生を偲んでいる。

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