呉平 ご・へい

   
民国10年(1921)生
 字は堪白、浙江省余姚の人。台湾に居す。幼年より家庭の薫陶を得て、文芸的士趣を喜好し、その基礎を得た。書・画・篆刻に長ず。
 書は行草を得意として宋・明人の風韻がある。画は花鳥に長じ、青藤・八大・ヒ叔・蒼石を学び独自の趣がある。篆刻はケ散木に師事し、秦漢・封泥・磚甓などを学び独特な風格を具えた。


参考文献一覧      HOME