北陰陽營文化(B.C.4000〜B.C.3000)

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 南京市北陰陽營、江蘇省寧鎮地区から安徽省東南部に分布しています。1955〜1958年南京博物館が4回に渡り発掘し、1979年、北陰陽營文化と命名されました。馬家浜文化の後期遺存で、薛家崗文化・大汶口文化と関係があります。晩期はッ澤文化に接近し、二層・三層は商周青銅器時代の湖熟文化で、四層は青蓮崗文化江南類型北陰陽營期(南京博物館「南京市北陰陽營第一、第二次的発掘」『考古学報』1958-1)です。土器は夾砂紅陶・泥質紅陶で、灰陶も出土しました。