元譚の妻司馬氏は、河内温の人です。司徒・楊州刺史・瑯a97貞王の曽孫で、冀州刺史・瑯康王の孫にあたり、父は鎮遠将軍・南青州刺史の纂で、夫人はその長女です。 元譚は、獻文帝の孫で、趙霊王幹の第3男です。夫人は24歳で稼ぎ、正光3年(522)6月5日、27歳で亡くなり、翌年の3月、埋葬されました。 墓誌の書は、ゆったりとして、雄大です。全体としては、鄭道昭の《鄭羲上碑》を思わせ、いわゆる北朝書とは一風異なった書です。