960年〜1279年

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趙匡胤像 


華升泥活字模型
 明人の描いたもの。宋の太祖・趙匡胤(927〜976年)は、北宋王朝を樹立しました。彼が統治した17年間に、封建専制主義の中央集権は一段と発展しました。  『梦渓筆談』によると、北宋の慶暦年間(1041〜1048)に、華升が活字印刷術を発明しました。



天文図(拓本)

楡次懸孟壺春瓶

嘉祐銅則 
北宋
1975年湖南省湘潭市出土
高さ30p 厚さ20p 重さ64s
 中国に現存する最古の星宿図です。  銅則は官府から渡される標準衡器です。この銅則の片側に「嘉祐元年丙申歳造」と彫ってあり、1056年に造られたことがわかります。他の側に「銅則重壹佰斤黄字号」と彫ってあります。実測した重さに基づいて推算すると、当時の1斤は640gに相当します。



蘇軾(拓本)

米芾(拓本)



会子版
南宋 縦18.4p 横12.4p


水運儀象台(模型) 
『天工開物』に基づいて複製
 南宋紙幣の会子を印刷するのに用いた版です。  宋の元祐3年(1088年)、天文学者の蘇頌、韓公廉らが汴京(現在の河南省開封市)で水運儀象台を製作しました。



縷懸法羅針盤(模型) 
北宋 高さ38p
 縷懸法は磁針を蝋で生糸にはりつけ、これを木枠の真ん中に吊して、南北を指し示させるもので、とても正確です。

☆は『中国通史陳列』より転載

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