西周 -2

ほぼ前11世紀〜BC771年

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虢季子白盤
陝西省宝鶏市出土
長さ86.5p 高さ39.5p 重さ215.3s

 この銅盤の内側の底に110字の銘文が鋳ってあり、いままで発見された商・周時期の青銅器のうち最大の銅盤です。
 銘文の内容は、北方の異民族を征伐した功績を讃えて、馬や弓などの賜物を授けられたことを述べています。虢は国名、季は兄弟の中で最年少の者をいいます。子白は人名でこの器の作器者です。
 この文は、方・陽・行・王・饗・光・王・央・方・彊の各字で押韻しています。金文には、このように韻をふんで、語調を整えたものがしばしばあります。


召卣
高さ9.5p

 器の内側に44字の銘文があり、周王が畢地にある「五十里四方」の土地を召に賜ったことを記述しており、井田制を研究する重要な資料です。


格伯簋
高さ31p

 簋の内側に82字の銘文が鋳ってあり、西周時期の土地交換状況を記述しています。


琱生簋
高さ22.2p 口径21.9p
足径18p

 器の内側に104字の銘文が鋳ってあり、琱生がある時田畑に関する訴訟で、自宗族の宗主の庇護を受けて、田畑を多く占有する目的をとげたことを記述しています。


師酉簋
全体の高さ22.5p
口径19.1p 足径20p

 この器と蓋の内側にそれぞれ106字の銘文があり、周の懿王が師酉に、先祖の官職を受け継いで、農業生産者と一部分の奴隷を管理するよう命じたことが記載されています。


方彝
陝西省眉県出土
高さ22.8p

 内壁に西周の軍事制度を記述した長編の銘文が鋳ってあります。



兕觥

鴨尊

骨笄

数字を刻んだ卜骨
陝西省長安県出土  長さ13p

馬車模型

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